- 当社の押出しピン及びコアピンは、主にダイカスト金型用ピンとして、高温の過酷な状況下で金型から製品を取り出す際に使用されています。
- 当社独自の条件で窒化、加工することで、他社製品に比べてより深い窒化層が形成されています。そのため、高精度で耐摩耗性、母材強度に優れ、高い品質を守っているのです。
- 当社標準規格「D型ピン」、「G型ピン」は、日立金属製高級特殊鋼のDACを使用して製造しています。ダイス鋼の切削や研磨加工もお任せください。

素材調達から完成までの一貫生産ですので、お客様のご要望に応じた規格のピンを製造することが可能です。
- ストレートピン φ0.5〜φ30、L1400まで
- 段付ピン
- スリーブピン
- 平板ピン
当社窒化炉での処理により、他社製品よりも深い窒化層が形成されます。最表面は900HV以上、表面より深さ0.05mmでも硬度800HV以上の窒化層が造られ、耐磨耗性が高く強度が増します。


数名の専属検査員が一つひとつすべての製品を複数の測定機器を用いて検査する全数検査を行い、信頼のできる品質保証を実現しています。
耐磨耗性、潤滑性、耐熱性を追求し異なる皮膜を組み合わせ、複合PVD技術を駆使した高機能複合コーティング「日立ツール製トライベック処理」によって、各用途に特化した皮膜を形成します。

コアピンの先端形状加工部分や、R部(曲面)の表面の粗さである面粗度を高く仕上げ、また、仕上げ面の切削肌を極力なくすことで焼付け・折損防止、表面処理密着性向上に効果があります。

