エジェクタピンとコアピンの豆知識
エジェクタピンの追加工
当社ではエジェクタピン(ヤスキピン)への追加工に対応しています。追加工とはカタログ記載の規格品をベースに、長さ、径、穴、段、テーパー加工など様々な形状を追加で加工することです。
エジェクタピンの追加工事例
そこで、今回はエジェクタピン追加工の一例をご紹介します。是非ご確認ください。
全長決め
エジェクタピンを指定の長さに仕上げます。長さを切断後、次工程で切断によるヤケやバリを取り除きます。
径寸法の変更
軸径、ツバ径を指定寸法に変更することが可能です。
ツバ厚変更
エジェクタピンのツバの厚みをカスタマイズできます。ツバ径が規格品より大きい場合でも、ツバ成形工程から製造することが可能です。
段付きエジェクタピン
エジェクタピンを追加工し、段付きエジェクタピンへ仕様変更することができます。
ノックピン、ツバカット加工
ツバ部に回り止め用のノックピンや、ツバカットの追加工が可能です。当社独自の圧入方法でノックピンを圧入します。ツバカットは1面カットだけでなく、2面カットや2面カットの角度指定も承ります。
先端斜め加工
軸部先端を指定の角度に斜めカットすることができます。
先端形状(テーパー・R)加工
旋削、研削加工により、軸部先端にテーパー形状やR形状を追加加工できます。
エジェクタピン追加工の特殊な事例
螺旋溝加工
エジェクタピンの軸部に溝加工のほか、螺旋溝加工が可能です。螺旋溝加工を施すことで、摺動時の摩擦を低減し、凝着防止の効果が期待できます。
今回は、エジェクタピン追加工についての特集でした。ちなみに、秦精工では、事例以外の追加工にも柔軟に対応しております。エジェクタピンのことなら、秦精工にお任せください。